halutaのパン

SHARE:

IMG_2013

ぎりぎりまで寝ていたせいで
今日もまた、パンを片手にハンドルを握って通勤をすることになった。
ぱらぱらと、パン屑がこぼれる。
この厚みのスライスだと、3分の焼き時間は長すぎたな、、、、
反省と共に、懐かしい記憶が頭をよぎる。

やみくもに、パンを口にしていた時代が、私にはあった。
ただ食べていたのではない。
パンをにまみれた生活を送っていた。
ところで、halutaのパンをお召し上がりいただいたことは、おありでしょうか?
ずいぶんな手前味噌な話なのだけれど、
私は、halutaのパンが大好きなのです。
とっても美味しいのです。
主張が強すぎる事もなく、
ただただ、純粋に生地が美味しくて、中の素材の味が存分に引き立てられて
かむほどに美味しいパン。
大好きだった。どれだけ食べても飽きないパン。
(halutaのパンは、軽井沢店に行ったら食べられます)
今は、なかなか口に出来なくて、本当に淋しい。

大きなパン屋さんのように、
たくさんの人数で製造している訳ではないから、
1日に製造できるパンの数は、限られているし
正直、製造が間に合わず、せっかく来ていただいたお客さんに
頭を下げて、売り切れをお伝えする日もあった。
冬場になったらなったで、余ってしまう事もあった。
もっとたくさんのお客様に口にしていただきたいと心は痛んだけれど
そんな日は、試食できる天国だった。
私は、パンの販売を担当していたので、
halutaのパンについて、きちんと知っておくべき立場でもあり
そんな言い訳をしながら、本当にたくさんのパンを口にした。

パンの食べ方ひとつ、食パンのスライスひとつにも、本当にたくさんのお客様のこだわりがあることも
接客をして初めて知る事ができた。
私の記憶に鮮明に残っているのは、毎月来られる奈良県のお客様。
食パン1斤を2枚に切って欲しいと言う。
1斤が大体12cmぐらいで、1枚が6cmのトースト。
冗談かと思った。そんな贅沢食い発想もしなかった。

「1斤を2つに切ってくれ、言うてまんねん」
どこぞやの親分のような風貌と、関西弁の口調。はじめは正直ひるんだ。
豪快な買い方と、テンポの良い関西弁は面白く
都合良く耳が遠くなったり、
毎回ご来店いただくたびにコントのようなやり取りが続いた。

あまりにも気になったから、1斤を半分にして食べてみた事がある。
それぞれのスライス(厚さ)には、それぞれの食べ方があり
それぞれの厚みでこそ味わえる美味しさと楽しさがわかった。

6cmを頬張る事は、ずいぶん贅沢な味わいだったし、
甘めのカフェオレに浸して食べる食べ方が、美味しいとも知った。

数ミリ単位でスライスを変えて食べて行き、
行き着いたhaluta食パンのベストは、2cmスライスの1分半トーストが好きだったなぁ。

————–(vol.01) ピーポー————————

haluta 軽井沢店

『毎日食べられる定番のパン』
夏と冬の人口が極端に違う全国でもまれな場所に、通年変わらないスタンスで営業しています。
さすがに夏は朝早くからたくさんのお客様が来店し、はやくにパンがなくなってしまうこともありますが、
変わらない味を作り続けています。

軽井沢住人の生活の一部になるようなお店である為に。

住所:〒389-0112
長野県北佐久郡軽井沢町中軽井沢3018-3TEL:0267-31-0841営業時間:9:00~17:00定休日:火曜日
※不定期で連休をいただく場合がございます。

ABOUT AUTHOR

金沢を中心に、あちらこちらに、ゆらりふらりと現れて活動しております。 饅頭と名乗りながら珈琲とパンを基調としたイラストを描き どこか耳を疑うようなタイトルと、2度見しちゃうようなイラスト達を Tシャツ、トートバッグ、手ぬぐいなどのアイテムに転写して 饅頭VERY MUCHの世界観を繰り広げております。 パンを中心にした生活を送り、珈琲を愛する日々から生まれた仲間たちです。 感謝の気持ちと、肉厚な見た目の調和から生まれたのが 「饅頭VERY MUCH」です